固定観念、バイアス、偏見、色々な言い方がありますが、自分が思うより強く、自分の心に刻まれているのかも知れません。彼女のマンガ的バイアスもそのようで、何を描いてもマンガっぽくなります。(今回は、私的にはちょっと恥ずかしいので躊躇しました。)
デッサン奮闘期07
デッサン暦1年2ヶ月の2009年6月。
クロッキー帳3冊目。
相変わらず、師匠の15分クロッキーを繰り返しています。
だいぶ慣れてきたので、思い切り良く描くようになってきました。少々潔すぎる感もありますね。線のストロークが早すぎて単純化されているような気がする。
それより問題なのは、師匠がヤサ男になってしまう所です。私は少女漫画を描いてきたので、頭の中にあるプロポーションが「10頭身くらいある王子様体型の男」だったんですよ。
これでもリアル体型に近づけているつもりなんですけど、細くて長くなっちゃってますね・・・(師匠は細っこい人ではないです)
これぞ「漫画脳」です。師匠に「プロポーションがおかしい」「細すぎる」「長すぎる」と何度も何度も言われても、どこがおかしいのか全く分らない。
これから1年ほど、「頭の中のイメージで描いている」というのに気がつかないまま描き続けるのでした。。。
つづく。