お手本を参考に描いたものでは、オリジナルとは呼びにくいですね。オリジナルとは、作者の想像力で最初から最後まで作ったものですから、「習作」と呼ぶべきでしょうか。何かを参考にして描くことを否定するつもりは全然ありません。ただ、あなたが「お手本が無いと描けない」という意識が、自分が主体になっているのではなく、受身になってしまっている印象です。やはりオリジナルとは、あなたが自分のものを自主的に作って出していくんだ!という攻めの気持ちもいるのではないかと。

オリジナルイラストを描くためには、自分のアイデアを盛り込んでいくわけですが、アイデアを出していく作業は、写すこととはまったく違います。最初から、自分で描くことにプレッシャーを感じてしまう人も多いかもしれません。良いアイデアが出るだろうか?とか、上手く描けるだろうか?とか、初めての時はどうしても考えてしまう。アイデアは、気楽に考えた方が良いです。イラストも、直しまくればいつか描ける!ぐらいに、大らかに構えたほうが良いです。

つまり、少しでも自分のオリジナルを増やしていくには、気分をまったく変えて取り組むことになるわけですが、なかなかそうは上手く参りません。そこで、作画を、段階を追って、少しづつ、ひつこく進める方法や、手段(アドバイスを受けるなど)が効いてきます。一枚作品が完成したら、自信も付き、主体的な取り組みも楽に出来て来るようになります。