画家を例に取ると、名前を知らなくとも絵を見たら、その人らしさが滲み出ている、それがオリジナリティーというものだと思います。その場合、オリジナリティーはどこから生まれてきているか?道具だろうか?それともその人の感覚だろうか?あなたはどう思われますか?やはりあなたのオリジナリティーは、あなたの感覚から生まれてくると思います。PC、タブレット、画像ソフトは、やはり道具です。

今の機械力はすごいですから、それだけですごい絵が描けるように思えます。しかし、画材をたくさん持っていたら良い絵が描けるか?といったら、必ずしもそうではありません。画集のコレクションがたくさん有っても、良い絵が描けるわけではありません。オリジナリティーを考えることとは、その人自身のリソースを刺激していくことです。むしろ、自分の興味を引き出していく方向で、自分の内面と向き合うこととも言えます。長い目で、じっくり取り組んで行くことも求められるでしょう。

我々は、形にならないもの、感覚的なもの=ソフトより、形のあるもの、物質的なもの=ハードに投資してしまいます。それはハードの方が、確実に思えてしまうからです。ソフトは、空ろなもののように思っています。果たしてそうなのでしょうか?クリエイティブには、どうしてもソフトが必要です。

オリジナリティーに気が付くこと、これはあなたにとって大きな分岐点になるかも知れません。大切にして探っていって下さい。