描く力の基になるものは、シンプルに、見る力となります。
よく描くためには、よく見ることです。
よく見るとは、集中して見ることです。
集中して見るとは、観察することです。
デッサンでは、観察するという言葉がよく使われます。
集中力と共に、見る力は向上していきます。見る力は、描くことを通して鍛えられていくことは、上達した人の「今まで見ているようで、見ていなかった。」という言葉に裏付けられます。
よく見るためには、姿勢や意識が大きく関わります。
よく見ようする姿勢や意識が、集中力を生みます。
また、姿勢や意識は、環境に作用されます。
よく見るために適した環境とは、理想的には、静かで、見る、描く以外が無い場所です。現代では贅沢な環境かも知れませんが、出来るだけ工夫して、環境を整えることをお勧めします。よく見るために適した意識とは、ながら見、ながら描きをしないこと。ですが、ご本人の選択です。
リアル絵画教室では当たり前でも、通信講座では案外難しいことのように思われます。